ごあいさつ

山形大学小白川キャンパス保育所
所長 山形大学小白川キャンパス長 大西 彰正

山形大学小白川キャンパス保育所には、「のびのび」(企業内保育所・認可外保育所)と、これに隣接する「つぼみ」(企業主導型保育所)があります。

「のびのび」は、「山形大学男女共同参画推進基本計画」に基づく「教育・研究及び就労と家庭生活との両立のための環境作り」の一環として、また保育や幼児に関する教育・研究の支援施設として、山形大学教職員からの強い要望により平成26年4月に設置されました。
その後、平成28年に「子ども・子育て支援法の一部を改正する法律」が施行され、「仕事と子育ての両立」の支援を目的に、山形大学と山形銀行が連携して運営する「つぼみ」が、国の補助金を受けて平成30年9月に設置されました。これにより教職員・従業員の子育てを認可保育所並みに支援できるようになりました。また、定員に余裕がある場合には、地域枠定員を活用して地域の子育て支援にも貢献しています。

「のびのび」と「つぼみ」では、少人数保育ならではの、ひとりひとりに寄り添った、きめ細やかな保育を行うことで、豊かな心と生きる力を持つ子どもの育成に取り組んでいます。保育所には調理施設を備え、地産地消にこだわった献立作りを通じて、子供たちの食育にも力を入れています。保育所の建物や敷地は広くありませんが、小白川キャンパス構内や大学の教育施設などを活用して、他の保育所にはない工夫を凝らした活動を行っています。また、常時看護師を配置して保育中に体調不良になった場合に対応するなど、安全に保育が行える環境を整えています。
なお、高い理念と豊かな経験を持つNPO法人「やまがた育児サークルランド」に開所当時から運営を委託しております。

今後も保育のニーズに対して、利用者の声を聴きながら、よりよい保育所にしていくために努力してまいります。